体格や外見からみる陰陽の分類
中医学では、体格や外見なども陰陽の分類に関連しています。
以下は、一般的な例ですが、個人差があるため、
必ずしも当てはまるわけではありません。
体格や外見の他に、体温や便通などの身体的な特徴も陰陽の判断に関連します。
また、以前まとめた性格も追加して以下にまとめていきます!!
それではそれぞれでみていきましょう。
【陽性の特徴】
- 体格: 骨格が大きく、筋肉が発達している、手足が大きい、皮膚が厚い、汗をかきやすい
- 外見: 顔が広く、目が大きく、髪の毛が濃く、唇が厚い、顔色が赤みがかっている、手足が暖かい
- 体温: 通常より高い体温を持ち、手足が温かい
- 便通: 一日一回以上、柔らかい便が排泄される
- 行動力があり、積極的に物事を進める
- 社交的で人とのコミュニケーションが上手
- 勇気や自信に満ち、自分に対する信念が強い
- 情熱的で、感情表現が豊か
- 目的意識が強く、目標を達成するために努力する
極端ですがこんな方々をイメージするのではないでしょうか?
【陰性の特徴】
- 体格: 骨格が小さく、筋肉が少ない、手足が小さい、皮膚が薄い、汗をかきにくい
- 外見: 顔が細く、目が小さく、髪の毛が細く、唇が薄い、顔色が白い、手足が冷たい
- 体温: 通常より低い体温を持ち、手足が冷たい
- 便通: 一日一回以下、硬い便が排泄される
- 内向的で、自分の感情を内に秘めがち
- 慎重かつ用心深く、物事をじっくり考える
- 優しい心遣いがあり、人に気を配る
- 敏感で、感受性が豊か
- 気持ちを抑えることが多く、情緒的に安定している
ただし、これらの特徴は一般的な傾向であり、個人差があります。
陰陽の判断には、身体的な特徴だけでなく、症状や体調、食生活、
生活習慣なども総合的に診断する必要があります。
これらの特徴はあくまで一般的な傾向であり、個人差があります。
自然の摂理の中で自分の体調と向き合い、
かかわる全ての人、モノのなかでも居心地とされるときは
自分と同様の性質を持ったものか、対照的で中庸にバランスを
取ってくれる時かもしれませんね。
次回は自然の摂理での陰陽、
歴史的な人物を陰陽で分類わけするとどうなるか
などもまとめていきます。