考え方,  食と健康

健康チェック④「旬な食材を食べよう」

現代ではスーパーやコンビニ、無人販売、通販サイトなどで

いろいろな野菜や果物が季節に関係なく手に入るようになり、

食卓に上るようになりました。野菜は体に良いとされているので、

そしてビタミンを壊さないようにと生野菜としてトマトやキュウリ、

レタスのサラダを食べたりしていると、結果的に冷え性やアレルギー性鼻炎

悩んでいたりする方が多くいます。そこに潜む危険があるのです。

では、なぜ野菜を摂っているのに、体に悪影響になるのでしょうか?

それは、その季節に『旬な食材』を食べるのではなく、年がら年中同じような

野菜を食べるからです。

一般的には、その季節にとれるものが一番その季節の『季』を吸収しています。

現代では年中同じ野菜が店頭に並んでいます。完全な否定はできませんが、

旬なものというのは、春夏秋冬の環境の変化を自然に育った食材を食べるから、

人もその季節の変化に適応できるようになっていきます。

夏は体を冷やす野菜を摂り、冬は体を温める根菜類を摂り、食べ物で体を

調整してバランスをとることが良いです。春は秋から冬に溜まった毒素を出す時期です。

毒出しの役割を果たしてくれるのが野草と言われています。

ふきのとうやよもぎの苦みが、体の中を掃除してくれます。

夏はうり、きゅうり、すいかなどのウリ科のものを食べて、

腎臓に溜まった毒素を、おしっことして排尿していくと体質改善が期待されます。

妊婦さんは注意が必要ですが、なすは『流産リスクが高まる』とされているので、

妊娠されている方は避けましょう。ナス科は塩気を抜く働きがあります。

体が脱塩して緩みやすくなるので、ナス科を食べる人は子宝に恵まれにくいそうです。

秋から冬にかけては、体を温めてくれる、ゴボウやレンコンなどの根菜類を

中心にすると良いです。冬から初春にかけては、野菜が少ない時期は

ひじきやわかめなどの海藻類や切り干し大根などの干物を使うと良いです。

このように旬な食材を食べることで、自然界のリズムとヒトの体の状態が

調和して元気になっていくとされています。

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