自律神経の乱れ①
みなさんは朝起きてから決まってすることはありますか?
すぐにスマホを見たり、寝室で眠気と戦っていたり、
など、起き上がるのに苦労することはありませんか?
今回は、朝起きてからの取り組みを意識して変える事で
体に及ぼす影響を簡単にまとめたいと思います。
こんな方におススメ!!
- 最近、少し気分が晴れない
- 少しのことでイライラしてしまう
- ストレスが溜まりやすい
- 身体がだるい、眠れない
- 肌荒れが気になる などなど。
特に思い当たる原因がないのに何となく不調になりがち。
原因は無意識のうちに「自律神経」のバランスが崩れていたかもしれません。
結論から言うと、自律神経を調整する方法の一つとして、
朝起きてからまず、朝日を浴びましょう
自律神経とは?
暑い時に汗をかいたり、運動時に心臓の拍動を速めたり、食事の時に消化液を分泌させたりなど、
私たちは、自分の意志ではなく自然と体を動かしています。このような生命活動に必要な
無意識の活動をコントロールしているのが「自律神経」です。
自律神経には、心身の活動を活発にする交感神経と、休息に導く副交感神経があり、
この2つはシーソーのようにお互いにバランスを取りながら働いています。
例えば、
交感神経が優位:朝起きてからの活動的な状態(緊張と興奮の神経)
副交感神経が優位:眠っている時などの休息する状態(リラックスの神経)
交感神経 | 副交感神経 | |
収縮 | 血管 | 拡張 |
上昇 | 血圧 | 下行 |
速い | 心拍 | ゆっくり |
緊張 | 筋肉 | 弛緩 |
ぜん動抑制 | 腸 | ぜん動促進 |
促進 | 発汗 | 抑制 |
この交感神経と副交感神経が互いに強調することで、
内臓器官の働きのバランスが保たれています。
自律神経が乱れるとどうなる?
心身の不調と密接な関連があると言われる自律神経の乱れ。
大きく3つ挙げたいと思います。
1.ストレス
ストレスを感じることで、体内では交感神経がコントロールする
副腎皮質から「副腎皮質ホルモン」が分泌されることで、
同時に副腎皮質の中ではアドレナリンが分泌されます。
副腎皮質ホルモンやアドレナリンが体に及ぼす影響として、
血糖値上昇や血圧上昇、免疫抑制、胃酸分泌促進、覚醒などを
引き起こす作用があり、交感神経を優位にさせます。
ストレスを受け続けることで、交感神経が優位になり、
副交感神経とのバランスが崩れてしまうので、
心身の不調をきたしやすくなります。
個人差はありますが、
環境の変化や人間関係、仕事、過労、ケガや病気
雑音、光などが誘因となって引き起こされることがあります。
自分が我慢し続けていることがないのか?
ストレスを感じやすいことを自覚して、リラックスしやすい
環境下で生活することも大切になってきます。
まずは自分がどの状態に当てはまるのか?
現状を把握することが解決のヒントになります
次回は、残りの2つについてまとめていきたいと思います