色での陰陽の見分け方
陰陽は、日本の古代哲学であり、全てのものが相反する二つの力
(陰と陽)で構成されていると考えられています。
陰陽は、相互作用し、バランスを保つことで自然界や
人間社会における様々な現象を説明するために用いられます。
色において陰陽を見分ける方法としては、以下のようなものがあります。
陰の色としては、黒、暗い青や緑、紫などがあります。
陽の色としては、白、明るい赤、黄色、橙色などがあります。
陰陽のバランスを取るためには、陰の色と陽の色を適度に組み合わせる
必要があります。例えば、暗い色を多用した部屋に明るい色の
アクセントを加えるとバランスがとれます。
虹で例えるとどうなる?
虹は7つの色から構成されており、
それぞれが陰陽の要素を表しています。
虹は赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の順で並びます。
赤というのは赤外線の陽性エネルギー、
紫は紫外線の陰性のエネルギーになっています。
なので、赤が一番陽性が強く(極陽)、橙、黄と少しずつ
陽性が薄まってきて、緑が中間で(中庸)、そこから青、藍と
陰性が強くなっていき、紫が一番陰性が強く(極陰)となります。
これを1日の流れに当てはめていくと、朝は赤外線の陽性エネルギーが
強いですが、昼から夜にかけては紫外線の陰性エネルギーが
強くなってくることになります。
陽性エネルギーは体を温める・物を作れる
陰性エネルギーは体を冷やして、ものを破壊する
朝日を浴びると元気になったり散歩は朝が良いと言われるのは、
この陰陽の法則にしたがった知恵となるかもしれません。
食べ物で例えると・・・
この法則に従って食べ物で例えると分かりやすいのはりんごです。
リンゴは日光を浴びて緑→黄→赤と徐々に熟して色が変化していきます。
この「熟す」というのは言い換えると、次第に陽性になっていく
ということになります。しかし、例外もあります。
例えば、トマト。外見から見ると真っ赤ですが、
二つに切って中を見ると中は柔らかい。
柔らかいということは「緩んでいる」
緩んでいるということは実は陰性になるんです。
色で見分ける方法と題して書いていきましたが、
外見と中身の違いを把握することが、さらに重要になってきます。
まだまだ見分けるポイントが多数あります。
次回では、
形や性質で陰陽を見分ける方法
についてまとめていきたいと思います。