自分の健康チェック(舌編)
皆さんは自分の健康チェックをどのようにされていますか?
以前のブログでは腸内環境を把握することが大事
ということで、便(うんち)の状態を確認しましょう。
という事を掲載しました。
再確認される方は、下記に載せておきますので、
ご自由にご確認ください。
さて、今回は自分の健康チェック(舌編)ということで、
その名の通り、舌を見てどう判断するのかを大まかに載せていきます。
舌を確認するときのチェックポイントは大きく4つ!!
これらを説明していきます。
舌の色
舌の色を確認することで、血流状態を把握します。
正常:ピンク色。正式名称では淡紅(たんこう)ほんのりとした赤み
舌の色が薄いと、低栄養や冷えやすい状態(陰性体質)
逆に色が濃すぎると、陽性が強く体の内部にまで熱がこもりやすい状態
色が黄色くなってくると、体内に熱がこもっており、粘り気もでやすくなります。
これは、体の抵抗力が下がり胃腸のバランスが下がってきています。
口臭も酷くなる傾向にあるといわれています。
舌の形
舌の形では、水分量、むくみや乾燥状態、かみしめている状態の把握
・舌のまわりに歯形がついていると、余分な水分がたまっている状態
浮腫や慢性疲労、天候に左右される人もいます
舌苔(ぜったい:のりのこと)
この舌苔は体の状態によって変化し、東洋医学の診断にも利用されています。
苔の厚さ、湿り具合、色を観察します。
正常:白く薄い苔で適度なうるおいがあります。
・厚い苔は「病邪」といって
外から侵入するもの(湿度や温度などの気候の変化による影響など)と
内的なもの(血行不良や代謝異常、ストレスなどにより生じた病理産物)
・苔が多くベタっとしている状態は、体の内側に余り物が多くある状態。
食べ過ぎ、飲み過ぎがないかをチェックです。
舌裏の血管
舌の表面にある苔の影響を受けない本当の舌の色を確認します。
舌の裏にある大きな静脈の膨らみ具合や静脈血の色をみます。
もし、静脈が怒張(血管などがはちきれるように膨れること)
があれば、うっ血の可能性があります。
これは、血行障害やそれの前駆症状として見られることもあります。
以上のように簡易的に確認する方法もあります。
注意点として、この舌の状態だけで確定されるわけではありません。
その他にも顔面に出てくる症状や
体に表出してくる症状などもあります。
また、家族の病歴、私生活の過ごし方などなど
数多くのものを組み合わせて問題を引きおこしているであろう
部位を判断していくそうです。
なので、今回で深刻には考えずに参考程度にして頂けたらと思います。
もしどうしても気になる方は、信頼のおける病院や先生に
相談されてみることをおススメします。